こままわしは、楽しい「昔遊び」から、音楽に合わせてこまを行う「フリースタイルコマ」という、かっこいいスポーツへと発展しています。 また、集中力や創造性などの非認知能力を育む、教育的な価値も秘めています。さらに、日本各地や世界には、思わず憧れてしまうような素晴らしい選手がたくさんいます。 世界チャンピオンとなったトックだからこそ、魅力あふれるこままわしの世界への“橋渡し”役になりたいと思い、活動しています。
3つの柱
こまを回したことがあっても、「こま技」に挑戦したことがある人は意外と少ないかもしれません。 実は、こま技は1000種類以上あるとも言われる奥深い世界。さらに今も、新しい技が次々と生まれています。 「なぜ失敗するんだろう?」「こうすればできるかも?」と試行錯誤を重ね、成功したときの感動は格別。 誰もが“やってみたい技”、“好きな技”に出会い、楽しみながら探求と成長を続けることができます。
「フリースタイルコマ」は、音楽に合わせて技や演技を構成する、表現型の新しい競技スタイルです。スペイン、アメリカ、メキシコ、イタリア、フランスなど、世界中で多様なプレイヤーが活躍しており、使用するこまの種類や演技スタイルも様々。子どもから大人までが同じステージで競い合えるのも、大きな魅力のひとつです。まだ発展途上のジャンルですが、それだけに無限の可能性を秘めた競技といえるでしょう。
こままわしには、遊びの中に“学び”の要素がたくさん詰まっています。技の習得には「自分と向き合う」ことが大切。「なぜ失敗するのか?」「どうすればできるのか?」という試行錯誤が欠かせず、集中力や創造力、粘り強さといった非認知能力が自然と育まれます。また、こまを使ったレクリエーションでは、相手を思いやる気持ちや順番を待つ姿勢、成功を一緒に喜ぶ体験を通じて「人とのつながり」も深めていけます。
現在も、学校や児童館などでこまは「昔遊び」として取り入れられていますが、教育的な価値を意図して活用される機会は多くありません。だからこそ、その可能性を広げ、教育に活きる“こまの力”をもっと届けていけるとトックは信じています。
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